物忘れ
物忘れは加齢に伴って起こることが多く、
記憶力が年齢とともに徐々に衰え始め、
50歳~60歳頃になると物忘れを自覚
するようになります。日常生活には問題は
ありませんが、人の名前を思い出せなかっ
たり、約束をうっかり忘れてしまったり、
物を
置いた場所を忘れたりすることが多くなってきた状
態のことがあります。
近年では、特にアルツハイマー型認知症は長い年月
をかけてゆっくり進行していっていることが明らかとなっ
ており、認知症の前段階といわれる「軽度認知障害
(MCI)」という疾患概念も取り沙汰されています。
最近の高齢化に伴い軽度認知障害(MCI)は増加し、
65歳以上の4人に1人の割合にみられ、5年間で約50
%の人が認知症になると言われています。
認知症の原因には下記のようなものがあります。
当院では、問診、長谷川式簡易知能評価スケール
(認知症のテスト HDS-R)、
頭部MRI、血液検査によって鑑別診断を行い
治療を行います。