2025年には65歳以上の高齢者のうち認知症の人は約700万人(5人に1人)に増加すると予測されています。現在、認知症は症状の進行を一定期間防ぐ薬はあるものの、根本的な治療薬は未だ開発中です。大切なのは発症後の治療ではなく、発症前の予防です。認知症発症前に発見し、予防に取り組みましょう。
軽度認知障害(MCI)とは、健常者と認知症の中間の段階を指します。
日常生活に支障はありませんが、そのまま過ごすと約5年でその半数が認知症に移行すると言われています。認知症予備軍とも言われてるMCIですが、最近の研究ではMCIの段階で適切な予防や治療を行えば、
認知症の発症を防ぐことや遅らせることができると分かっています。
アルツハイマー病はアミロイドベータペプチドという老廃物が脳に蓄積し、神経細胞を破壊することで発症します。この検査では、アミロイドベータペプチドの排除や毒性を弱める機能を持つ血液中の3つのタンパク質を調べることで、MCIのリスクを判定します。
令和4年2月から下記に変更になります。
MCIスクリーニングプラスは、従来の3つの
蛋白質(栄養、脂質、炎症・免疫)に加えて、
凝固線溶系のタンパク質を測定項目と致しました。
○検査は血液検査のみになります。
○本人の確認のため保険証をご持参ください。
○検査結果が出るまでに3週間かかります。
令和4年2月から
MCIスクリーニング検査プラスになります。
自由診療になります
23,500円(消費税込)
アルツハイマー病や高齢者の認知機能低下に関与すると言われてる重要な遺伝子の1つにAPOE遺伝子があります。APOE遺伝子検査では、APOE遺伝子の型を調べて、認知症の発症リスクを推定します。
○検査は少量の血液検査のみになります。
○検査結果出るまで、約3週間かかります。
自由診療になります。
17,600円(消費税込)